セラピストにオススメの資格

マッサージ師と違い、資格の必要ないリラクゼーションセラピスト。もちろん培った技術一本で勝負するのも良いですが、セラピストが持っておくと便利な民間資格もたくさんあります。実際に働きながら勉強、資格を習得し自分の強みを増やすことで、セラピストとしての自信に繋げていきましょう!

アロマセラピスト

天然の植物から抽出した精油を使い、様々な香りを用いてヒーリング効果をもたらし、ストレスを軽減させたり心と身体をリラックスさせるアロマテラピー(芳香療法)を行います。昔よりアロマというものが世間一般に浸透してきたおかげで、アロマテラピーの効果も認められるようになり女性を中心に関心も高まっています。アロマテラピーを行っているリラクゼーションサロンで働くだけでなく、アロマオイルなどを取り扱う専門ショップなどで働くこともできます。専門店でh当たらく場合、お客様の目的に合わせて香りをセレクトしたり、使い方をレクチャーしたり……アドバイザーとして働く形になります。また独立開業する方も多く、近年は福祉の・介護の分野でも注目されているので、サロンや専門店で働くだけでなく広い業界を見ることが出来ます。

 

リフレクソロジスト

リフレクソロジストはリフレクソロジーという民間療法を用いて、心身の不調を整える施術を行います。足の裏には体の各部位に対応するツボがあり、そこを手のひらや指で刺激することで血行を良くし、新陳代謝を促し不調を改善する効果があるとされています。リフレクソロジー=足ツボというイメージがありますが、手にもツボはあります。そのためハンドリフレなども近年では流行しています。リラクゼーションサロンやスパ施設で働くのはもちろん、整体院や鍼灸院などからも募集が行われていたりするので、働く場所を広げることが出来ます。

 

リンパセラピスト

素手で直接身体をマッサージし、体内に流れるリンパ液の流れがスムーズになるよう促す施術を行います。老廃物をろ過するリンパ節というフィルターにむかってリンパ液の流れを促すことによって老廃物を排出し、むくみなどを改善させる効果が望めます。リンパ節を摘出してしまったガン患者のむくみなどを改善するためのマッサージでしたが、今は美容や体質改善を目的として利用されています。リラクゼーションサロンやエステサロンなど、美容を目的とした施設で働くことになります。またアロマオイルを用いたリンパマッサージも人気が高いため、アロマセラピストの資格も併せて取得しておくとさらに活躍の場が広がるでしょう。

指名をとれるセラピストになるには

リラクゼーション業界はほとんどのところが『完全出来高制』。月給制をとっているサロンはほとんどないと言ってもいいでしょう。施術すればした分だけ稼ぐことが出来るのが歩合制の大きな魅力でもあると思います。また、ほぐしの森のように、指名されればその分の指名料が全額自分に入ってくるサロンもあります。セラピストとして働く以上、指名を増やすにはどうしたらいいのかということは常に考えながら仕事をしなければなりません。リラクゼーションセラピストはお客様へ『癒し』を提供するのがの仕事。技術の高さはもちろん指名に繋がりますが、それ以上に『立ち振る舞い』や『接し方』が大切なんです。

一番わかりやすいのは『自分だったらどんなセラピストを指名するか』という理想像をはっきりと持ち、そこに向かって努力することです。

お客様に合わせたテクニック

もちろん、技術の高いセラピストは指名したくなりますよね。でも、指名が集まるほどの技術を身に付けるまでには、経験と時間が必要。どうしたって歴の長いセラピストさんには敵いません。
そこで、まだ歴の浅いセラピストさんでも技術面で出来るのが『その人に合ったテクニックを考えること』です。例えば、全体を優しくもみほぐしてほしいなんてお客様に強い力で施術したら「痛い」と思われてしまうだけですよね。逆にがっつり凝り固まった体をもみほぐして欲しいお客様に優しい力で施術しても「物足りない」と思われてしまいます。お客様とコミュニケーションをとりながら、この人はどこをどんな風に施術してほしいのかを理解し、ひとりひとりに合ったテクニックで施術することで、また次もこの人にお願いしてみようかな、と思っていただくことが大切です。

聞き上手・話し上手

リラクゼーションマッサージは、お客様とセラピスト一対一のお仕事になります。リラクゼーションサロンにやってくるお客様は心身の癒しを求めているお客様です。しかし、人によってその『癒し』の形も様々……。セラピストの施術だけ受けたい人、セラピストとの会話を楽しみにしている人など、同じ店舗に来ていてもお客様ひとりひとり求めるものは少しずつ変わっていきます。日常の事、会社の愚痴であったり、趣味のことであったり……内容は様々ですが、セラピストと会話がしたいお客様の話をしっかり聞き、こちらからもリアクションを返すのを忘れないようにすることが大切です。会話をしたいお客様にも、あまり立ち入ったことを聞くと気分を悪くされるかもしれません。そこの塩梅は難しいところですがお客様の事をよく観察することで、ひとりひとりの求めているものの違いに気付くことが出来ると思います。

『セラピスト』と『マッサージ師』の違いって?

都内のサロンなどでお客様の身体を癒す『リラクゼーションセラピスト』。セラピストとして働くのに特別な資格は必要ありません。しかし『マッサージ師』として働くには『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格が必要になってくるんです。治療院やサロンで受ける施術をひとくくりにしてマッサージと呼称してしまいがちですが、実は明確な違いがあります。
お客さんとして施術を受けるだけならその違いを理解しなくても良いですが、働くとなればしっかりとその二つの違いを理解しておかなければなりません。
 

マッサージ師

一般的にマッサージ師とは『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格を保有している人を指します。あん摩マッサージ指圧師の資格は、通信講座や短期資格習得講座などでは習得することはできません。文部科学大臣指定の学校か、厚生労働大臣指定の養成施設で3年以上学ぶ必要があります。そして3年以上学んで初めて、国家資格を受験する権利が得られます。
あん摩マッサージ指圧師は、患者の治療を目的とした施術を行うため、勤務先も病院や治療院などになります。そして治療目的の施術を受ける場合など、保険も適応される場合があります。

 

リラクゼーションセラピスト

セラピストには、資格は何も必要ありません。そしてセラピストは、顧客に心と身体の癒しを提供するために施術します。リラクゼーションセラピストは治療目的の施術ができない為、治療院などに勤務することはありません。主に様々なリラクゼーションサロンと呼ばれる所で働くことが主となります。

 

こうして比べてみると、マッサージ師とセラピストは考えていたよりもはっきりとした違いがあるのが分かります。マッサージ師は学校に通う期間や学費がかかるものの、きちんと試験に合格すれば国家資格を持つことが出来ます。セラピストは未経験からでも始めることが出来るので、その気になれば未経験者歓迎の求人などを見つけて働き始めることもできます。どちらにもお互いにない良さがありますね。

自分にはどっちが向いてるんだろう?

働くフィールドや、仕事内容などからの面でもよく考えてどちらを目指すか選択するようにしましょう。あん摩マッサージ指圧師の資格を取りたいと考えたら、学費と時間がかかることも考慮しなければなりません。しかし、マッサージ師もセラピストも、二者択一というわけではありません。リラクゼーションセラピストとして働きながら、あん摩マッサージ指圧師の勉強をする人もいます。